レポートに書いてほしいこと 中山信太郎 

一般的注意

A4サイズのレポート用紙を用いること。
鉛筆書きのレポートは受け付けない(清書したものを提出すること)。
ワープロの使用は歓迎。

 レポートを実際に書き始める前にレポート全体の論理構成を図に表してみる。各項目で鍵になることを箇条書きにしてみよ。論理展開に矛盾があれば、その主張は通らない。
気の向くままに書いてはいけない。考えがまとまり筋道が立ったら、レポートにまとめる。

 

レポートの構成
1)表題
  表題はレポートの顔である。表題は与えられる場合が多いかもしれない。自由な場合は内容をもっとよく表している題を選ぶこと。魅力ある題にすると、読者の興味を刺激できて、読む意欲をかきたてることができる。

2)学部、学科、学生番号、名前 

3)概要
  これから述べる内容の論理展開を概観して、自分の主張したいことを数行にまとめて書く。論理の展開のガイドラインである。

4)内容本体
  レポートには4つの大きな部分がある。「起」「承」「転」「結」である。
「起」 レポートを書くに至った経緯。問題提起である。与えられた表題に場合は、問題提起はすでに説明されているので、それを述べればよい。この中で、これから述べる内容を位置づける。
「承」 この問題について、これまでどんな考えがあったか、先人達からの情報を承るという部分である。この問題に関して色々な情報を区別することなく公平に(自分に都合のよい情報ばかりを取り上げないで)扱う。論理をこじつけてはいけない。客観性が必要である。
「転」 自分の考えを論理的に転回(展開)していく。自分の考えを存分に述べることができる自己主張の場(部分)である。
「結」 先の問題提起に対する自分の考えと、これまでの考えをもとに導かれる結論を述べる。

 これら4つの項目、部分は互いに関連し、論理の飛躍があってはならない。ある問題提起に対して、どうやって自分の結論に至ったかを、他の人に認めてもらうためには、論理的で且つ客観的でなければならないことは、当然である。

 レポートが長くなる場合は、上の各部分には、章としての表題を、そこで述べたいことを良く表すようにつける。