レポートの書き方のページ

担当者:桑折範彦


色々な授業でレポートを書くことが求められます。そのときの指針となること、関連あることをまとめて示します。是非、良く読んでください。

●コメント

 最近の大学生は日本語が読めない、書けないと言われています。会社の就職担当者からも、就職活動のとき、会社に入ってからも、他の人(上司、同僚、取引先の人)の話をきちんと聞いて、それに対して的確に答えられる人材がほしいと言われます。大学生としては、少なくとも日本語で(最近は英語でも必要とされていますが)理路整然と物事を説明する力をつけなければなりません。ここではすでにある資料を示します。また、ときどきに追加をしていきます。活用してください。

 レポートは自分にとって最高のレベルのものを提出するように心がけましょう。
 Do your best and it must be first class. (Paul Rusch)

 英語の場合と同じように、真理や原理を示すのには現在の時制で、自分が実験などで実際に行ったことなどは、当然、過去の時制ですよ。テキストに書いてあるのをそのまま写してもだめです。

●いくつかのレポートの書き方についてのパンフレット

「レポートについて2」 (桑折)
「レポートについて」 (桑折)
「レポートに書いてほしいこと」 (中山)
「大学での生活をenjoyした印としての卒論・修論の書き方」 (桑折)
「論文・レポートの書き方の指導について」 (北大 小笠原正明)

●プレゼンテーションの仕方

「Suggestions for Delivering Invited Talks」(APS Division of Nuclear Physics)
「プレゼン道―科学研究のよりよい発表法」(松田拓也, パリティ1999. Vol.14, No.02, pp.58-69)

●ノートの取り方
「実験ノートは何のために書くか」 (桑折)
●生協のパンフレットに「講義ノートの取り方」というのがあります。
 新入生の方には、非常に参考になります。
  「大学での講義はどんなものか、先生、先輩からのアドバイスです」

●レポートの書き方に関係する書籍の紹介 
必読としたいのは、次の本です。理系、文系に応じて、選択してください。

  木下是雄、「理科系の作文技術」中公新書、中央公論社(理系必読)
  木下是雄、「レポートの組み立て方」 ちくま学芸文庫(文系必読)

●<以下に、気の付いたのもを羅列しておきます>
 英語に関連した本が入っているのは、論理性のある文章の書き方を、英語などの文章を書いたり、
 読んだりして、学ぶことが有効であるためです。

 1)木下是雄、「理科系の作文技術」、中公新書625、中央公論社(1984)
 2)R.Barras, "Scientists Must Write", Chapman and Hall, Ltd.(1978)
 3)R.Barras, "Students Must Write", Methuen & Co. Ltd.(1982)
 4)川喜田二郎, 「発想法」, 中公新書136, 中央公論社(1967)
 5)川喜田二郎, 「続発想法」, 中公新書210, 中央公論社(1970)
 6)末武国弘, 「科学論文をどう書くか」, ブルーバックスB454, 講談社(1981)
 7)渡辺昇一, 「知的生活の方法」, 講談社新書436, 講談社(1976)
 8)渡辺昇一, 「続知的生活の方法」, 講談社新書538, 講談社(1979)
 9)松本道弘, 「タイムを読む」, 講談社新書617, 講談社(1981)
10)松本道弘, 「FENを聴く」, 講談社新書763, 講談社(1982)
11)樺島忠夫, 「文章工学」, 三省堂新書9, 三省堂(1967)
12)日本物理学会編, 「科学英語論文のすべて」, 丸善(1984)
13)W.Strunk,Jr. and E.B.White , "The Elements of Style", Macmillan Paperbacks(1962)


 1) 木下是雄(1981)「理科系の作文技術」中公新書、中央公論社(必読)
 2) Frank Chaplen (1970), "Paragraph Writing" London: Oxford University Press
 3) Peter Kenny (1982), "Public Speaking for Scientists and Engineers" Bristol: Adam Hilger
 4) Mott Young (小笠原正明訳)(1993) 「テクニカル・ライティング」丸善
 5) 小笠原正明(1986) 「レポートと論文の書き方」「新しい物理化学実験」pp.259-267. 三共出版


○井口道生、「英語で科学を語る」丸善
○井口道生、「英語で科学を書こう」parity books 丸善
○井口道生、「続・英語で科学を書こう」parity books 丸善
○杉原厚吉、「理科系のための英作文法」中公新書1216、中央公論社
○マーク・ピーターセン、「日本人の英語」岩波新書、岩波書店
○マーク・ピーターセン、「続、日本人の英語」岩波新書、岩波書店
○梅棹忠夫、「知的生産の技術」岩波新書、岩波書店
○加藤恭子、ヴァネッサ・ハーディ、「英語小論文の書き方」講談社現代新書1122、講談社
○兵頭申一、「科学英文技法」東京大学出版会
○小坂貴志、「理系のための英語文献の探し方・読み方」講談社ブルーバックス
○志村史夫、「理科系の英語」丸善ライブラリー
○志村史夫、「理科系の英語読本」丸善ライブラリー

●より一般的な書物
○木下是雄、「レポートの組み立て方」、ちくま学芸文庫
 上に示した同じ著者の「理科系の作文技術」を理科系に限らず説明している。
○壺阪龍哉「図解整理術」知的生きかた文庫、三笠書房
○藤原和博「自分プレゼン術」ちくま書房
○久恒啓一「図解の技術・表現の技術」ダイヤモンド社
○バーバラ ミント「考える技術・書く技術」ダイヤモンド社